花、植物、アートの効用

花、植物、アートには、人に対する良い効果が様々あります。
そしてそれらは、科学的にも証明されてきています。
このページでは、それぞれの効果をご紹介していきます。

お花の癒し効果

花は一般的に、人に対する癒し効果があると言われていますが、その効果は科学的に証明されています。
根拠となっているのは、千葉大学環境健康フィールド科学センター(宮崎良文教授)による効果検証です。
お花がある部屋と、お花がない部屋で、交感神経と副交感神経がどのように変化するのかを検証したところ、お花がある部屋にいた方が副交感神経が優位になり、リラックスできる、という結果が得られました。
また、同時に行ったアンケート結果により、生花がもたらす心理的効果を測定したところ、花のある部屋では「活気」の気分プロフィールが大幅に増加し、「混乱」、「疲労」、「緊張・不安」、「抑うつ」、「怒り・敵意」が低下することが明らかとなりました。

とても分かりやすいページがあったので、参考にしてみてください。

花の癒し効果って本当にあるの?

植物の癒し効果

昨今の仕事場では、これまでと同様の肉体的・精神的なストレスに加え、オフィスワーカーがテクノストレスという新しいストレスにさらされる現象が発生しています。
これらの職場における様々なストレスは、健康への悪影響と知的生産性の低下を招くため、多くの企業がオフィス空間の快適性の向上に取り組んでいます。
そこで活用されているのが、観葉植物やフェイクグリーンです。

観葉植物(生きている植物)の効果は様々あり、科学的にも証明されています。
例えば、

●ストレスと不安を取り除く
●空気をきれいにする
●自然の加湿器になる
●認知スキルを高める
●ヒーリング効果がある

といった項目に関しては、国内外の大学や研究所がエビデンスを発表しています。

では、フェイクグリーン(人工の観葉植物)では、どうなのでしょうか?
「オフィス空間における室内緑化のストレス緩和に関する研究 評価グリッド法による室内緑化オフィスの評価構造の分析」(橋本幸博ら)においては、大学生を対象にしたインタビュー調査を行い、室内緑化の効果に関する実験を行いました。
オフィス空間に「観葉植物」「フェイクグリーン」「緑色のインテリア」を配置したところ、緑色のインテリアについては、ない方が好ましいという調査結果になりました。
また、観葉植物とフェイクグリーンについては、どちらも職場環境の改善に効果がありました。

なぜ、フェイクグリーンを勧めるのか

リラックス効果などを得られる室内緑化には、観葉植物などの生きた植物を導入することが効果的です。
ですがその反面、導入コスト、ランニングコスト、維持管理の労力、虫が湧く、などの問題があります。
フェイクグリーンをうまく使うことで、手間やコストを抑えたオフィスの環境改善が可能となることがわかっているのですから、弊社は職場環境の改善には、むしろフェイクグリーンが最適だと考えています。

またフェイクグリーンの場合、デザインのバリエーションが増えます。
例えば弊社の場合は、フェイクグリーンを中心としたボタニカルな素材を用いて、会社の理念やビジョン、世界観などを表現したアート性の高いデザインを提供させていただいております。

アートの効果

大西浩志氏(中央大学戦略経営研究科准教授)の研究によると、ビジネスの現場におけるアートの効果は、大きく分けると3つあるようです。

1.アートインフュージョン(ブランディング効果)
2.アートベースのマネジメント(リレーションシップ/組織活性化効果)
3.芸術的介入(イノベーション効果)

*参考
https://dentsu-ho.com/articles/7264

これらの効果を実証するために、大西氏はアートに取り組む(アート・イン・ビジネス)を実施している寺田倉庫、マネックスグループ、スマイルズ3社にご協力いただき、2019年3月から4月にかけて従業員の方々への定量調査を実施しました。
また、その他の一般企業の従業員に対しても同じ調査を実施し、これらの結果を比較してビジネスにおけるアートの効果を分析しました。

ブランディング、イノベーション、組織活性化などのビジネスにおけるアート効果すべてで、アート・イン・ビジネスを実施している3社の従業員の方が、一般企業の従業員よりも総合評価指標の平均スコアで上回っていました。

花や植物には癒しの効果があり、アートには生産性を高める力がある。
このことは、アネラが勝手に言っていることではなく、ちゃんと科学的なエビデンスや検証結果が得られているのです。

わたしたちは創業から20年以上、花や草木、アートに関するお仕事をさせていただいております。
その間、たくさんのお客様に喜んでいただきましたが、こうしてお花・草木・アートの効用を見ていくと、わたしたちの価値をさらに実感することができます

そして現在のメインサービスであるオフィスアートは、ボタニカルな素材を用いて、コミュニケーションが生まれ、活性化されるようなサービスです。
ボタニカル×アートの力で、これからも、多くの企業様の発展に貢献していきます。